ラサールロジポート投資法人は3月10日、資産の運用を委託するラサールREITアドバイザーズが、大阪エリアで物流施設の開発を行う「関西1プロパティー特定目的会社」の優先出資証券を取得すると発表した。
関西1プロパティー特定目的会社は、2月19日に設立された「(仮称)ロジポート関西1」の開発を行う特定目的会社。「ロジポート」はラサール不動産投資顧問が開発する物流施設のブランド名。
「(仮称)ロジポート関西1」は、JR「大阪駅」から半径45km圏内にある2万5000m2の土地に建設される計画で、延床面積は5万m2。2021年下半期の着工、2023年上半期の竣工が予定されている。現時点でテナントは決定していない。
ラサールREITアドバイザーズは、関西1プロパティー特定目的会社の優先出資証券について、3月18日と11月下旬の2回に分けて、計5億100万円分、優先出資総額の約11%を取得する予定。ラサールREITアドバイザーズは、優先出資証券とともに「(仮称)ロジポート関西1」の優先交渉権も取得し、将来の同物件の取得機会を確保する。
■「(仮称)ロジポート関西1」の概要
所在地:大阪エリア(JR大阪駅から半径45㎞圏内)
土地面積:約2万5000m2
用途地域:工業専用地域
建ぺい率:60%
容積率:200%
延床面積:約5万m2
用途:倉庫
着工:2021年下半期
竣工:2023年上半期