日本郵船は3月16日、米国カリフォルニア州ロングビーチ港港湾局が実施している減速航海プログラム「グリーンフラッグ」において、優秀企業に選ばれ表彰されたと発表した。
同社が表彰を受けるのは2009年から12年連続となる。
このプログラムは、ロングビーチ港港湾局が船舶からの排気ガスを抑制する目的で導入したもので、各海運会社に沿岸40マイル以内の海域において船速12ノット以下で航行することを推奨している。昨年ロングビーチ港に寄港した同社の運航船が、対象海域での減速航行を実施し、排気ガス削減に貢献したことが称えられた。
同社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めている。同社グループはESG経営を力強く推し進めるべく、地球環境の保全に貢献することを通じ、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進していくとしている。