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プロロジス/京都府京田辺市と防災協定、物流施設を避難所に

2021年03月29日/CSR

プロロジスは3月29日、京都府京田辺市と「災害時における帰宅困難者用避難待機施設等施設利用に関する協定書」を3月26日に締結したと発表した。

<締結の様子>
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<プロロジスパーク京田辺>
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協定の締結により、京田辺市内において災害が発生した際に京田辺市は「プロロジスパーク京田辺」内に帰宅困難者の避難待機施設を開設することができる。

京田辺市内には、JRおよび近鉄の2つの鉄道路線と京都・大阪・奈良を繋ぐ幹線道路が通っており、本市を経由して通勤・通学する人が多数いる。そのため、大規模災害が発生し鉄道等の運行が停止した場合には、多数の帰宅困難者となることが予想され、帰宅困難者に対する対応が課題とされていた。

プロロジスパークは、施設の堅牢性、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウェイ、BCP(事業継続計画)を考慮した設備・仕様、快適性に配慮したアメニティ設備など、施設従業員のみならず地域住民が安心して過ごせる先進的施設である。このような先進的物流施設の特性を活かし、有事の際に施設を提供することで、地域の人々の安心・安全を支援することをめざす。

「プロロジスパーク京田辺」は、2018年11月に竣工した6階建て延床面積約16万1000m2のマルチテナント型物流施設。同施設は、新名神高速道路「八幡京田辺 JCT・IC」および第二京阪道路「京田辺松井 IC」より約300mの物流最適地に立地し、国内物流の大動脈である複数の幹線道路へのアクセスに優れている。

加えて、ダブルランプウェイにより 40ft コンテナトレーラーが各階にアクセス可能であり、災害支援物資・資材の搬入に適していると言える。

BCP(事業継続計画)として、プロロジスの標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話の導入に加え、停電時でも機能の一部を維持するための非常用発電機を設置するとともに、災害時にも一部のトイレは利用可能となるよう給水系統を設定している。

また、施設で働く方の快適性に配慮し、施設共用部にはカフェテリアやコンビニなどを備えており、一時避難者の利用にも適している。

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