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三井倉庫HD/3月期の売上高5.2%増、営業利益49.6%増

2021年05月11日/決算

三井倉庫ホールディングスが5月11日に発表した2021年3月期決算によると、売上高2535億5900万円(前年同期比5.2%増)、営業利益176億6100万円(49.6%増)、経常利益172億4000万円(63.7%増)、親会社に帰属する当期純利益115億4900万円(80.6%増)となった。

物流事業は、売上高2446億4500万円(前年同期比126億6200万円増)、営業利益149億8400万円(58億7900万円増)だった。

新型コロナウイルス感染症の影響で輸出入が減り、海上フォワーディング業務などの取り扱いが減少した。

一方、巣ごもり消費拡大を受けた家電メーカーからの物流の取り扱い、顧客の生産活動再開や回復で原材料の調達物流の取り扱い、顧客のサプライチェーン見直しや海上コンテナ不足による海上輸送からの切り替えに伴う航空輸送の取り扱いが、それぞれ増加した。

航空輸送の需給ひっ迫による運賃高騰、経済活動の制限などを受け販管費は減少。加えて、ソリューション物流業務の既存業務の取り扱い増加と新規の取り扱い開始、前期に始めたヘルスケア物流の新規業務は通期の業績に寄与した。

不動産事業は、賃料収入が減少し、売上高96億2100万円(前年同期比2億1200万円減)、58億3300万円(3100万円減)となった。

次期は、営業収益2370億円(6.5%減)、営業利益132億円(25.3%減)、経常利益125億円(27.5%減)、親会社に帰属する当期純利益76億円(34.2%減)を見込んでいる。

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