ビズリーチ等を擁するVisionalグループのビジョナル・インキュベーションが運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」は5月20日、ビズリーチ・サクシード経由で、奈良県の富士運輸が、 後継者不在だったトラックの整備工場を運営する埼玉県のFLPの全株式を取得したと発表した。
富士運輸は全国に100拠点以上、トラック2000台以上保有するフジグループの1社。富士グループのM＆A実績は12社で、そのうち「ビズリーチ・サクシード」経由は2件。
フジグループは、従業員の労働条件の向上を最優先にしながら、 事業を拡大することで、業務効率化やコスト削減を図り、高収益を実現している。そして、譲渡オーナーであるFLPの齊藤 清一郎前代表は、「社員が前よりもはつらつとしていて、うれしい」とコメント。
なお、「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M＆Aプラットフォーム。譲渡企業は、「ビズリーチ・サクシード」に、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できる。 これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M＆Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がる。
