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イーソーコ/グループの間接部門一元化で新会社設立

2021年06月29日/SCM・経営

イーソーコは6月29日、グループ会社並びに出資会社の総務、経理、労務管理の間接部門を一元化し、集約によるコスト削減と業務の効率化を図ると発表した。

イーソーコが全額出資の新会社、「イーソーコシェアードサービス」を7月1日に設立する。

新会社はまず、イーソーコ、イーソーコ総合研究所、イーソーコドットコム、東運ウェアハウス、丸新運輸などのグループ会社の間接部門を一元化する。続いて、イーソーコグループが出資している約50社の間接部門業務を請け負う。これまでイーソーコグループが注力してきた物流不動産ビジネスの営業構築に加え、間接部門のサポート体制も整える。

物流不動産ビジネスは物流、不動産、建築、IT、金融、人財などの複合提案でビジネスを創造する。このため、さまざまな業務を兼務するマルチタスクが基本で、利益分配の仕組みや人財のシェアリング、歩合算定のワークシート運用などの特殊性があり、新規参入会社の間接部門では対応できないという課題があった。イーソーコは蓄積された独自のノウハウをITにより標準化し、間接部門のサポートサービスを提供することで、物流不動産ビジネスの普及と業界化を加速させる、としている。

イーソーコシェアードサービスは、グループ会社から選抜した 8 人でスタートする。初年度3000万円、3年以内に1億円の売り上げを見込み、間接部門のサービス提供会社として独立採算の体制を構築する。

■イーソーコシェアードサービスの概要
設立:2021年7月1日
所在地:東京都港区海岸 3-5-13、五色橋ビル 7 階
資本金:1000 万円(イーソーコの全額出資)
事業内容:グループ内の総務、経理、労務管理の間接部門一元化、同業務の外部からの請負
TEL:03-5439-9401

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