経済産業省が6月30日に発表した5月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1191万kl(前年同月比5.9%増)だった。
輸入量の多い順に、アラブ首長国連邦(463万kl、前年同月比28.8%増)、サウジアラビア(406万kl、11.5%減)、カタール(127万kl、68.1%増)、クウェート(86万kl、27.5%減)、ロシア(70万kl、53.9%増)となっている。
中東依存度は92.9%で、前年同月比1.6ポイント増と19か月ぶりに前年を上回った。
燃料油の在庫は1029万kl、前年同月比6.6%増と4か月連続で前年を上回った。油種別にみると、ガソリン、軽油、A重油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ及びジェット燃料油及び灯油は前年同月を下回った。
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