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JR貨物/6月のコンテナ貨物輸送量9.0%増

2021年07月14日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が7月14日に発表した6月の輸送動向によると、コンテナ貨物の輸送実績は160万3000トン(前年同月比9.0%増)、車扱が58万3000トン(9.4%増)で、合計218万6000トン(9.1%増)となった。

コンテナは、新型コロナウイルスに伴う景気低迷からの回復で、食料工業品、農産品・青果物、家電・情報機器を除く品目で前年を上回った。

積合せ貨物は、EC需要の拡大や3月からのブロックトレイン運転開始等によって大幅に発送が増加。化学工業品と化学薬品は、自動車生産の回復に伴う原料等の発送増によって前年を上回った。紙・パルプは、2020年の大幅な減産からの回復によって増送となった。

一方で前年を下回った食料工業品は、緊急事態宣言下での飲食店営業規制に伴い、ビール類等の発送が落ち込んだ。

また、車扱はセメント・石灰石が2020年の新型コロナウイルスに伴う需要減からの反動で前年を上回った。

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