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トヨタL&F/後方作業者検知運転支援システム発売

2021年08月27日/IT・機器

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは8月26日、業界初となる機能を搭載した後方作業者検知運転支援システム「SEnS+(センスプラス)」を開発したと発表した。

<後方作業者検知運転支援システム「SEnS+」動画>

フォークリフト後方の障害物の中から人と物を見分けて検知してオペレーターにブザーとランプで接近を通知し、さらに車速や進行方向、障害物との距離など車両の状況と連動して走行速度と発進を自動制御する。

8月26日より、コンパクト電動フォークリフト「Ecore(エコア)」にオプション設定して全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売するのを皮切りに、その他機種への順次搭載を図っていく。

開発したSEnS+は、不特定の障害物があり人と車両の接近頻度も高い環境の中で、荷役や運搬時に 後進走行するというフォークリフト特有の作業条件に適するよう、同社の実績と経験を活かして専用設計したカメラとセンシングシステムが、広角度に車両後方の障害物の中から人と物を見分けて検知する。

さらに、SEnS+は車両の状況に応じて、走行速度や発進を自動でコントロールする業界初の車両制御機能を搭載した安全運転支援システムであり、誤操作や見落としによる接触・衝突事故の回避をサポートし、安心して作業に従事できる環境づくりに貢献する。

トヨタL&Fは、これからも事業活動の基盤である「安心・安全」を提供し、物流に携わる皆様の職場環境の向上に努めていくとしている。

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