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セイノーHD/Tポイントがたまるラストワンマイルの取組み開始

2021年10月01日/3PL・物流企業

セイノーホールディングス(セイノーHD)と、Tポイント・ジャパンは10月1日、地域活性化や地域課題の解決に貢献していくことを目的に「Tポイント」を活用したラストワンマイルの取り組みを推進していくことで合意したと発表した。

<Tポイント活用の3つの取り組み>
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その第一弾として、10月1日より、セイノーHDの子会社であるLOCCOが提供する置き配サービスでTポイントサービスを開始する。対象サイトはLOCCOの置き配サービスを導入(500社が導入済み)する対象のECサイト。Tポイント付与は対象のECサイトでのお買い物でLOCCO「置き配」を選択すると、1個の配送につきTポイント10ポイントを付与する。

置き配サービスでのTポイントサービスに続き、この取り組みでは「LOCCOと共に多様な働き方を支援するために『ギグワーカー制度』の導入とギグワーカーへの謝礼としてのTポイント付与」、「セイノーHD子会社のココネットと共にラストワンマイル領域の買い物弱者への支援としてTポイントを活用」を行う。

取り組みを通じて、全国7000万人のT会員に向けて、社会課題となっている再配達を減らし、配送員の負担軽減にもつながる選択肢の一つとして「置き配」を提供する。今後は、さまざまなECサイトへLOCCO置き配サービスの導入を広げていくことで、更なる「置き配」の推進を図っていく。

セイノーHDとTポイント・ジャパンは、日本全国のあらゆる地域に根差しながら、多くの人々に利用されている「Tポイント」の特性を活かし、人口減少や特定過疎地の交通問題、物流弱者対策等、地域における社会課題の解決に貢献していくとともに、より豊かな次世代社会に向けての取り組みを行っていくとしている。

なお、2020年3月期の中期経営方針で「Connecting our values~すべてはお客様の繁栄のために~」を標榜するセイノーHDは、社会インフラとしての環境・産業・生活への貢献、効率化、質の向上につながるオープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P.)の構築を重要視し、物流のDX(デジタル・トランスフォーメーション)化による生産・在庫・配送の最適化、自動化、無人化によりスマートサプライチェーンを実現させることをグループの全体戦略としている。ラストワンマイル領域においては、生活様式の変化や構造変化に対応すると共に、買い物弱者対策、貧困家庭対策等の社会課題解決型ラストワンマイルO.P.P.の構築を積極的に推進・拡大している。

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