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ロジランド/「LOGI LAND春日部」の1棟目を満床竣工

2021年10月05日/物流施設

ロジランドは10月1日、埼玉県春日部市で物流施設「LOGI LAND春日部I」を竣工した。

<「LOGI LAND春日部I」外観>
20211005logiland - ロジランド/「LOGI LAND春日部」の1棟目を満床竣工

<内観>
20211005logiland1 - ロジランド/「LOGI LAND春日部」の1棟目を満床竣工

「LOGI LAND春日部I」は、地上3階建て延床2万m2の物流施設で、全棟をトナミ運輸が賃借し、運用を開始している。

国道16号線と4号線の交差する庄和インターエリアに位置し、東北自動車道「岩槻IC」まで14km、常盤自動車道「柏IC」まで18km、東京外環自動車道「草加IC」まで18kmと、広範囲なネットワークによる各地域への配送が可能になっている。

ロジランドは、物流最適地として春日部市に着目し、ドミナント戦略として市内に3棟の物流倉庫を開発。開発手法として、土地を安価で仕入れて賃料に反映させるため、市街化調整区域と借地の活用を積極的に行っている。

「LOGI LAND春日部I」は、開発前は同業他社も目を止める立地条件を備えていたものの、河川法が適用される水路の存在がネックとなり開発を断念するケースが多かった。そのような中、ロジランドは自治体、警察、関係省庁との協議同意を得て河川に橋を新設、交差点を整備し、信号を付け替えることで物流施設を開発する道筋を付けた。また、敷地内に危険物倉庫を設けるなど、倉庫運営者に寄り添った「利用し易い施設」を実現した。

<「LOGI LAND春日部II」完成イメージ>
20210517logiland1 520x357 - ロジランド/「LOGI LAND春日部」の1棟目を満床竣工

ロジランドでは、このほかに「LOGILAND春日部II」「LOGILAND春日部III」など、全国8物件の開発に着手しているほか、引き続き、関東、関西、中部、九州を中心に1万6500~3万3000m2の中規模施設の開発を年間300億円ペースで手がけていく方針で、コンセプトの一つである、テナントに寄り添った使い勝手の良い物流施設を最適地・適性賃料で提供していくとしている。

■「LOGI LAND春日部」シリーズ概要

「LOGI LAND春日部I」
所在地:埼玉県春日部市下柳字田中1818-1
アクセス:東北自動車道「岩槻IC」14km
延床面積:2万513.45m2
構造・規模:鉄骨造・地上3階建
竣工:10月1日

「LOGI LAND春日部II」
所在地:埼玉県春日部市永沼252番外
アクセス:東武アーバンパークライン「藤の牛島駅」1.4km、東北自動車道「岩槻IC」10.4km
延床面積:1万9371.95m2
構造・規模:鉄骨造・地上4階建
竣工予定:2022年6月

「LOGI LAND春日部III」
所在地:埼玉県春日部市下柳
アクセス:東武アーバンパークライン「藤の牛島駅」1.9km、東北自動車道「岩槻IC」13.1km
延床面積:1万951.59m2
構造・規模:鉄骨造・地上3階建
竣工予定:2023年夏

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