NEXCO中日本(中日本高速道路)は10月25日、東名高速道路「東京IC~東名川崎IC間(上下線)」で、11月下旬~2024年11月下旬頃にかけてリニューアル工事を実施すると発表した。東名高速道路の首都圏6車線区間におけるリニューアル工事は今回が初の試み。
東名リニューアル工事は、高速道路ネットワーク機能の長期健全性を保つために必要な工事。今回の工事では、老朽化した東名多摩川橋のコンクリート床版を新しい床版に取り替える。
工事を実施する東京IC~東名川崎IC間は日平均断面交通量が10万台を超える重交通区間で、従来のリニューアル工事のように交通規制で車線数を減少させた場合、大規模な渋滞が懸念される。
そのため、今回の工事では車線幅を縮小し、現状の6車線を極力確保しながら工事を行う交通運用を採用することで、渋滞などの影響を最小限に抑制する。
期間中は工事の進捗に合わせて交通運用の形態を大きく6つの施工ステップに分割して工事を実施する計画。
なお、今後の工事情報や交通規制情報については、11月中旬頃に開設予定の工事専用WEBサイトで順次開示するとしている。
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