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東海汽船/1~9月の売上高19.8%増、営業黒字化

2021年11月09日/決算

東海汽船が11月9日に発表した2021年12月期第3四半期決算によると、売上高81億3500万円(前年同期比19.8%増)、営業利益4億3100万円(前期は3億1900万円の損失)、経常利益3億9900万円(前期は1億9700万円の損失)、親会社に帰属する四半期純利益1億1700万円(前期は1億3200万円の損失)となった。

海運関連事業の売上高は72億900万円(25.7%増)、営業利益は7億6700万円(247%増)だった。旅客部門の客数は前年比で減少したが、国と東京都からの支援に加え、6月に小笠原海運を連結子会社化したことで増収増益となった。

同事業の貨物部門では、顧客の利便性と集荷効率の引き上げを引き続き図り、集荷に遺漏がないよう取り組み、またコロナ禍の巣ごもり需要を反映し、生活関連品目輸送量の伸びもあり、貨物取扱量は全島でほぼ前年並みの21万5000トン(前年同期21万6000トン)を確保した。

通期は、売上高108億円(20.4%増)、営業利益9000万円、経常利益1億2000万円、親会社に帰属する当期純損失1億2000万円を見込んでいる。

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