東海汽船が11月13日に発表した2024年12月期第3四半期決算によると、売上高113億700万円(前年同期比11.6%増)、営業利益5億9900万円(前期は3億8200万円の損失)、経常利益5億4600万円(前期は3億1100万円の損失)、親会社に帰属する当期純利益3億円(前期は3億2500万円の損失)となった。
海運関連事業は、売上高100億3300万円、営業利益は8億6100万円(前年は1億1500万円の営業損失)の増収増益となり、黒字転換。
貨物部門では集荷効率の引き上げ、国等の補助金を得て製作した冷凍・冷蔵コンテナの活用などに努めた。貨物取扱量は微減したが、貨物船チャーター事業が収益向上に寄与した。
通期は、売上高146億円(10.8%増)、営業利益4億8000万円、経常利益4億5000万円、親会社に帰属する当期純利益2億2000万円を見込んでいる。
乾汽船 決算/4~9月の売上高11.7%増、営業利益231.3%増