東海汽船は2月20日、旅客運賃ならびに貨物運賃の5月1日からの価格改定を発表した。
近年の人件費や船舶の修繕費等の維持コストなどの上昇等、厳しい経営環境が続いていることから、運賃改定を実施するもの。
改定の内容は貨物運賃は10%の増額となる。燃料油価格変動調整金の加算は継続する。受託手荷物運賃、手回り品料金等についても改定となる。
旅客運賃は、15%の増額となるが、但し、2年間、島しょ在住者割引の割引率を各5%引き上げる。大型客船は現行35%を40%へ、高速ジェット船は現行30%を35%となる。
いずれも、5月1日受付分より。
東海汽船 決算/1~6月の売上高7.5%増、営業損失は5.8億円