日本コンセプトが11月11日に発表した2021年12月期第3四半期決算によると、売上高121億1900万円(前年同期比32.8%増)、営業利益20億円(74.6%増)、経常利益19億5000万円(73.1%増)、親会社に帰属する当期利益13億8100万円(73.1%増)となった。
本社、支店、海外現地法人が一丸となって営業活動を推進した結果、新規顧客を開拓して新たな取引を受注するなど取扱本数を世界規模で大幅に伸ばしている。また高騰する海上運賃にも積極的な交渉をしながら顧客ニーズに即応した営業体制を確立して評価を得ることに繋がった。
これらの要因が年初から変わらず売上高の大幅な増加基調に寄与し、当第3四半期連結累計期間においても過去最高を記録するに至った。更に、国内取引においても、同社の強みである国内支店を活かしたビジネスを推進することにより、国内輸送等売上も前第3四半期連結累計期間を大きく上回ることになった。
加えて、同社のもう一つの事業の柱であるガスタンクコンテナビジネスにおいても、積極的な営業活動を継続することにより売上高は4億7600万円(前年同期は3億7300万円)に増加している。
通期は、売上高166億9000万円(35.9%増)、営業利益26億4100万円(76.5%増)、経常利益25億7300万円(77.4%増)、親会社に帰属する当期利益17億8600万円(73.4%増)を見込んでいる。
日本コンセプト 決算/1~6月の売上高3.7%減、営業利益25.0%減