川崎汽船は11月18日、今治造船グループの多度津造船で9万重量トン型バルクキャリア「LIN MIARAK」が竣工したと発表した。
この船は神戸製鋼所と締結した長期連続航海傭船契約に基づき、同社向けの石炭輸送に従事する。
NOx 3次規制に適合する船舶であり、環境配慮型の最新鋭の船舶として地球環境の保全にも大いに寄与するものと期待されている。
同社は今後も国際社会の一員として環境保全対策の推進に努めるとともに、高い輸送品質を顧客に提供し、今後も多様化する輸送ニーズに柔軟かつ積極的に対応していくとしている。
■概要
主要寸法:全長 249.99M x 幅 43.00M x 深さ 18.70M
載貨重量:9万991 トン
総トン数:5万7963
主機関:MITSUI–MAN B&W 6S60ME-C10.5-EGRBP
船級:日本海事協会(NK)
船籍:パナマ
建造所:多度津造船