パナソニックコネクト傘下でサプライチェーンの業務効率化支援ソフト大手、米Blue Yonder(ブルーヨンダー)は7月16日、建設機械トップメーカーのコベルコ建機が、ブルーヨンダーの需給計画ソリューションを本格稼働させたと発表した。
神戸製鋼傘下のコベルコ建機は、建設機械、輸送用機器など幅広い製品をグローバルに提供しているが、サプライチェーンの課題や混乱が常態化するなか、市場変動に対する意思決定のスピード感やPSI(生産、販売、在庫)の最適化に課題があった。
ブルーヨンダーのソリューションを導入することで、グローバルな生産・販売オペレーションのデジタル化し、需要変動に強い体制へと変革する。
具体的には、サプライヤーから生産拠点に至るグローバル・ネットワーク全体の需給プロセスを可視化、制御、編成し、各拠点の生産サポートと増減産時の供給コントロールにより市場変化や変動に迅速に対応。生産レベルを調整できる体制を構築する。
また在庫管理の最適化とキャッシュフローの改善を図り、サプライチェーン全体で、ほぼリアルタイムのEnd-to-Endのコラボレーションを実現する。
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