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井本商運/日本海内航フィーダー航路のトライアル輸送開始

2021年12月08日/3PL・物流企業

井本商運は12月8日、外航母船が寄港する神戸港と、敦賀港および境港とを結ぶトライアル輸送を開始したと発表した。

<敦賀港で輸入貨物の揚荷役を行うコンテナ船「だいこく」>
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トライアル輸送では、200TEU型コンテナ船「だいこく」が日本海内航フィーダー航路船として12月7日に敦賀港、同8日に境港に入港。両港に内航フィーダー航路就航船が寄港したのは今回が初で、外航船社や関係者が参加する港湾管理者主催のセレモニーが開催された。

トライアル輸送は、阪神国際港湾が実施する「国際フィーダー航路拡充トライアル事業」の選定を受けて実施するもの。日本海各港湾と神戸港を内航フィーダー航路で結び、現在釜山港含めアジア主要港でトランシップされている貨物や神戸港に陸上輸送されている貨物について、国際コンテナ戦略港湾である神戸港でのトランシップの可能性を検証し、定期航路化を目指している。

このトライアル事業によって定期航路化が実現すれば創業以来初の日本海内航フィーダー航路となることから、井本商運では将来的に大型化も視野に入れ、同航路の拡大と利便性の向上に寄与していくとしている。

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