ヤマタネは1月6日、千葉県印西市で「印西精米センター」を開設したと発表した。
「印西精米センター」は、国内最大級となる年間生産量7万トンを実現するだけでなく、機械設備を立体的に配置し、工程間を自由落下で結ぶ事によるお米の搬送設備動力の低減や、最新の機械設備導入による省エネ化により、環境負荷の低減にも配慮した精米工場としている。
また、このセンターでは、無洗米の製造過程で発生する排水を飼料業者に依頼し、飼料原料として再利用する事で、廃棄処理エネルギーおよび、CO2の削減に寄与する。
なお、このセンターは、「建築物省エネルギー性能表示制度(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)」の最高ランクである5つ星及び「ZEB Ready」の評価を取得した。一次エネルギー消費量を省エネ基準の50%以下まで削減した高い省エネ性能を有し、環境負荷の低減に配慮したオペレーションのもと、更なる「安全・品質・効率を重視した生産管理体制」を実現するとしている。
■概要
名称:印西精米センター
所在地:千葉県印西市つくりや台二丁目1番1
建築面積:8190.40m2
延床面積:1万2413.36m2
主要構造:鉄骨造
階数:地上2階建
主要設備:精米設備、無洗米加工設備、定温玄米倉庫(1184.73m2)
開設時期:2022年2月初旬
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