ラサール不動産投資顧問とNIPPOは2月1日、千葉県松戸市で「楽天西友ネットスーパー」向けに共同開発したBTS型物流施設の竣工式を実施した。
＜外観＞
＜空撮＞
同施設は地上4階建て延床面積7万1283m2で、3温度帯（常温・冷蔵・冷凍）に対応したオペレーションが可能。
松戸市の「稔台工業団地」内に位置し、外環道「松戸IC」まで4km、東京23区を網羅する環状七号線まで7kmと至近で、首都圏中心部への配送、高速道路網を利用した首都圏広域への配送に適した立地となっている。
また、最寄りの新京成線「みのり台駅」から徒歩圏で、周辺には広大な住宅エリアを擁していることから、従業員確保の観点からも恵まれた立地となっている。
建屋は2階に大型車両が直接乗り入れできるスロープを併設。倉庫スペースは梁下有効高5.5m以上を確保し、床の平滑性に細心の配慮をはらうことで、倉庫内作業を効率化するさまざまな自動化設備に対応した仕様となっている。
そのほか、防災面では免震構造や非常用発電機を設置し、BCP（事業継続計画）に対応。倉庫内ではLED照明や人感センサー、節水型衛生器具の配置によって環境負荷低減にも配慮している。
■施設概要
所在地：千葉県松戸市稔台5ｰ1ｰ1
敷地面積：3万3468.17m2
延床面積：7万1282.86m2
構造：鉄骨造、地上4階建
用途：BTS型物流施設
着工：2020年12月1日
竣工：2022年1月31日
設計監理監修：大建設計、エノア総合計画事務所
設計施工：大成建設
施主：松戸プロパティー特定目的会社
