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福岡地所/福岡県古賀市で4.9万m2の物流施設開発に着手

2022年02月02日/物流施設

福岡地所は2月2日、古賀市に計画中の「(仮称)ロジシティ古賀青柳」について、1月26日に起工式を執り行い、新築工事に着手したと発表した。

<(仮称)ロジシティ古賀青柳の完成予想図>
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<位置図>
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福岡地所の物流施設「ロジシティ」としては、2020年9月に竣工した「ロジシティみなと香椎ノース」に続く2棟目の物件となる。この施設は、環境や省エネルギー性及び室内の快適性に配慮した計画により、CASBEE建築Aランク等の環境認証の取得を目指しており、2023年3月の竣工を予定している。

施設の場所は福岡~北九州を結ぶ交通の要所に立地。施設への道路距離は、九州自動車道「古賀IC」から約3.5km(車で約6分)・「福岡IC」から約12km(車で約20分)と、九州各地への輸送・配送に優れた立地。また、「福岡空港」、「博多港」まで車で約30分圏内と、陸路輸送だけではなく、空路・海路輸送にも対応可能だ。

施設の概要と特徴は、1・2階及び3・4階の各2フロアを2分割することで計4区画の組合せにより、最小約3000坪から最大1万2800坪まで、入居企業の用途に応じた柔軟な賃貸が可能。床荷重1.5t/m2、梁下有効高5.5m、倉庫内柱間10.5mを確保した常温倉庫で、高い保管効率を実現する。

また、1階から3階に上るランプウェイを設けており、1階及び3階の各トラックバースに接車可能。さらに、1区画につき荷物用エレベーター、垂直搬送機を各1基設置し、効率的な輸送を実現する。入居企業の従業員専用ラウンジ(休憩室)も設置する。

なお、同社が開発する物流施設「ロジシティ」は、物流の「ロジ(logistic)」に加え、まちの意味である「シティ(city)」という言葉で表現されている。立地するエリアは中核市規模の都市の周辺地域を想定しており、物流施設が不足する都市部でのテナントニーズに応えていく。また、商業施設等、人が集まる場所、人が楽しめる場所をつくってきた同社らしい、機能性とデザイン性を兼ね備えた高品質な物流施設を目指しているとしている。

■概要
施設名:(仮称)ロジシティ古賀青柳
所在地:古賀市青柳町字新城105-36 他
敷地面積:2万3233.80m2(7028.22坪)
延床面積:4万9461.08m2(1万4961.98坪)
賃貸面積:4万3757.49m2(1万3236.64坪)
構造/階数:SRC造・S造/4階建
着工:2022年1月26日
竣工:2023年3月(予定)
倉庫タイプ:常温マルチテナント型
設計・施工:竹中工務店

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