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CRE、福岡地所/福岡県小郡市で特定企業向け物流施設着工

2023年07月26日/物流施設

シーアールイーは7月25日、福岡地所と福岡県小郡市に共同開発するBTS型物流施設「(仮称)ロジシティ小郡」を同1日に着工したと発表した。

<完成イメージ>
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同施設は、テナント企業の要望に基づき、地上3階建ての普通倉庫と平屋建ての危険物倉庫で構成する総延床面積2万8364.40m2の施設として開発する。竣工は2024年7月末の予定。

建設地は九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が連結する「鳥栖JCT」から東へ5km(車で4分)の「筑後小郡IC」に隣接。近くには主要地方道の久留米筑紫野線、県道本郷基山線、国道500号線等の幹線道路が配置されており、交通利便性が高い立地にある。また、最寄り駅の甘木鉄道「今隈」駅から200mと至近で、労働力確保の観点からも優位性のある環境だ。

普通倉庫の倉庫エリアでは、外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用し、各階で床荷重を1.5トン/m2、天井高を6m以上、照度を平均300ルクスとする計画。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を計画し、BELS評価の4スターを取得済み。また、CASBEEのAランク評価認証についても取得を予定している。

なお、CREは、同施設の隣接地でもBTS型の「ロジスクエア福岡小郡」を2022年12月に着工しており、2024年2月に竣工予定。

■「(仮称)ロジシティ小郡」概要
建設地:福岡県小郡市山隈
敷地面積:2万978.15m2
用途地域:なし(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:【普通倉庫】鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 地上3階建て1棟
【危険物倉庫】鉄骨造 平屋建て1棟
総延床面積:2万8364.40m2(予定)
着工:2023年7月1日
竣工:2024年7月31日(予定)
設計:フクダ・アンド・パートナーズ
施工:前田建設工業

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