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近鉄エクス/4~12月の売上高65.6%増、営業利益101.3%増

2022年02月09日/決算

近鉄エクスプレスが2月9日に発表した2022年3月期第3四半期決算によると、売上高7031億9000万円(65.6%増)、営業利益454億7400万円(101.3%増)、経常利益468億2600万円(106.7%増)、親会社に帰属する当期利益312億1000万円(121.9%増)となった。

セグメント別では、日本の売上高は1735億4300万円(67.6%増)、営業利益は81億3100万円(56.9%増)となった。

航空貨物は、輸出ではエレクトロニクス関連品や自動車関連品等で取扱いが増加し、取扱重量は13万6000トン(52.9%増)、輸入ではエレクトロニクス関連品、ヘルスケア関連品、自動車関連品等が増加し、取扱件数は28万1000件(17.8%増)となった。海上貨物は、輸出では建設機械関連品、自動車関連品等が増加し、取扱物量は12万5000TEU(13.1%増)、輸入では前年同期並みの推移となり、取扱件数は8万1000件(1.7%増)となった。ロジスティクスでは、ヘルスケア関連品やエレクトロニクス関連品等で取扱いが増加。国内関係会社は、国内物流需要の回復により、業績は前年を上回る基調で推移した。

米州の売上高は733憶200万円(78.5%増)となり、営業利益は営業総利益率の改善により88億2600万円(193.9%増)となった。

航空貨物は、輸出ではヘルスケア関連品や化学品等で取扱いが増加し、取扱重量は10万5000トン(49.9%増)、輸入ではエレクトロニクス関連品、自動車関連品、消費財等が増加し、取扱件数は9万9000件(40.2%増)となった。海上貨物は、輸出では航空機関連品が減少し、取扱物量は2万5000TEU(7.3%減)、輸入ではエレクトロニクス関連品や消費財、自動車関連品等が増加し、取扱件数は3万4000件(34.1%増)となった。ロジスティクスでは、米国、カナダでエレクトロニクス関連品、消費財等の取扱いが増加した。

通期は、売上高9400億円(54.3%増)、営業利益580億円(69.7%増)、経常利益590億円(70.9%増)、親会社に帰属する当期利益390億円(80.2%増)を見込んでいる。

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