NEXCO西日本は3月2日、建設を進めていた播磨自動車道の播磨新宮IC~宍粟JCTまでの間(延長11.5km)が、3月12日に開通すると発表した。
開通により中国横断自動車道姫路鳥取線が全線繋がる。
開通区間は、播磨新宮IC(兵庫県たつの市新宮町角亀)から宍粟JCT(兵庫県宍粟市山崎町市場)までの区間(延長11.5km)。
播磨自動車道(播磨新宮IC~宍粟JCT)の開通により、宍粟市から最寄りの新幹線駅(相生駅)への移動時間が16分短縮される。同様に、宍粟市から播磨科学公園都市への移動時間が18分短縮されるなど、さらなる地域間交流の活性化が期待される。
また、鳥取市と姫路市・岡山市との所要時間が短縮されるなど、山陰地方と山陽地方の連携の強化が期待される。
産業面では、先端技術・地域技術を活用したものづくり産業・先端医療施設などの集積地を担っている「播磨科学公園都市」は、播磨自動車道の開通はこの地区への重要なアクセス道路として機能する。2003年の播磨JCT~播磨新宮ICの開通後、産業用地の分譲面積は大幅に増加しており(2018年までは計画の8割以上)、播磨自動車道(播磨新宮IC~宍粟JCT)の開通により更なる分譲面積の増加が期待されている。
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