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ラピュタ/日本ロジテムとEC向け倉庫でのPA-AMR導入に合意

2022年03月03日/IT・機器

ラピュタロボティクスは3月3日、日本ロジテムと協働型ピッキングアシスタントロボット(PA-AMR)を同社のEC向け倉庫に導入することで合意したと発表した。

<ラピュタロボティクスのPA-AMR>
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PA-AMRは倉庫のピッキング業務を作業者と協働し、従来作業者が行っていた運搬業務の置き換えや、ピッキング順序を最適化することで、作業者の負担削減と生産性の向上を図るソリューション。日本ロジテムはEC向けの出荷オペレーションにPA-AMRを導入し、従来のオペレーションの生産性向上と、今後見込まれる需要の拡大に備えたピッキング運用の構築を目指す。

日本ロジテムは、コロナ禍による消費行動の変容や逼迫する物流需要、労働人口の減少による人員不足などへの対策として、自動化ソリューションを活用した省人化・省力化を検討。汎用性と柔軟性が高く3PLの事業特性にマッチしている点を評価し、PA-AMRの導入を決定した。

導入予定の倉庫では、すでに連携を果たしているクラウドWMSを活用しており、WMSインテグレーションのコストと時間を抑えてPA-AMRを導入することが可能。日本ロジテムは、今後別拠点でもPA-AMRの導入を予定している。

ラピュタロボティクスのPA-AMRがEC向けの物流現場に導入されるのは今回が初めて。

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