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ADIM/伊藤忠グループJ-REIT運用会社2社が合併

2022年03月18日/SCM・経営

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住宅系J-リート(不動産投資信託)で最大級の資産規模をもつ、アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)の資産運用会社である、ADインベストメント・マネジメント(ADIM)は3月17日、物流系J-リート伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(IAL)の資産運用会社である伊藤忠リート・マネジメント(IRM)との間で、2022年6月1日を効力発生日とする合併契約を1月27日に締結(本合併)したと発表した。

これに伴う、運用投資法人のブランディング方針と名称変更について発表。運用する2つの上場J-リート(ADR及びIAL)及び本年7月の運用開始を予定している私募リート(アドバンス・プライベート投資法人)の名称を「アドバンス・〇〇投資法人」と統一して、新たなブランド戦略を展開する。

住宅系J-リートは「アドバンス・レジデンス投資法人」、物流系J-リートは「アドバンス・ロジスティクス投資法人」、私募リートは「アドバンス・プライベート投資法人」とする。このうち、物流系のJ-リートは、「伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人」から名称変更予定だ。

J-リート市場において、住宅特化型リートとしては最大の資産規模となるアドバンス・レジデンス投資法人の16年余にわたる運用実績を背景として浸透した「アドバンス」の名称を用いて、伊藤忠グループの不動産投資運用会社によるリートに対する新たなブランドを確立し、戦略的にこのブランドを金融・不動産市場に広く浸透させることを目的とする。

この件に伴い、「伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人」について「アドバンス・ロジスティクス投資法人」に名称変更。なお、この名称変更については、2022年4月27日開催予定の同投資法人投資主総会での決議をもって正式決定となる。

■合併後の状況(吸収合併存続会社の概要)
名称:伊藤忠リート・マネジメント(仮)
所在地:東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
主な事業内容:投資運用業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業等
資本金:3億円
決算期:3月
純資産:34億600万円
総資産:48億4800万円

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