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日鉄興和不動産/兵庫県尼崎市でアマゾン専用物流施設竣工

2022年03月24日/物流施設

日鉄興和不動産は3月24日、兵庫県尼崎市で「LOGIFRONT尼崎II」の運営を開始したと発表した。

<LOGIFRONT尼崎II>
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「LOGIFRONT尼崎II」は、アマゾンの西日本最大となる物流拠点「アマゾン尼崎フルフィルメントセンター」として利用される。

同施設は、日鉄興和不動産が手掛ける物流施設「LOGIFRONT」シリーズで最大規模となる地上4階建て延床面積10万m2の大型物流施設。

建物設計時からアマゾンと施設計画について協議し、倉庫内はブレースの無い構造、保管スペースのレイアウトのし易さや配送効率に配慮した柱スパン、梁下有効高さを各階で最適な寸法にカスタマイズするなど、テナント企業のニーズに的確な設計を施している。また、全館空調、ドライバー休憩室の設置、従業員専用の駐車場・駐輪場を十分に確保する等、従業員をはじめとした施設利用者の働きやすさに配慮した計画としている。

建物仕様としては、1階にバースを配置。外壁に断熱性の高いサンドイッチパネル、屋根に遮熱効果の高いダブル折板を採用するなど、環境負荷の低減にも配慮している。

<地図>
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建設地は鉄鋼関連の工場跡地で、物流施設用地として用途転換を図った。大阪市中心街から10km圏内に位置し、阪神高速道路湾岸線「東海岸IC」から1km、「中島IC」から4km、阪神高速道路神戸線「尼崎東IC」と「尼崎西IC」から各5kmと交通利便性に恵まれた立地にある。

日鉄興和不動産は、工業専用地域で物流倉庫として優れた操業環境であることなどに着目し、関西圏全体を網羅する広域配送の物流拠点とするため同施設とともに「LOGIFRONT尼崎IV」(2021年9月竣工)と「同III」(2023年1月竣工予定)の計3施設の開発を一体的に進めている。

■「LOGIFRONT尼崎II」施設概要
所在地:兵庫県尼崎市東海岸町20-1他(地番)
交通:阪神高速道路湾岸線「東海岸IC」1km、「中島IC」4km
阪神高速道路神戸線「尼崎東IC」「尼崎西IC」各5km
延床面積:10万m2
構造・階数:鉄骨造4階建
設計・監理:フクダ・アンド・パートナーズ
施工:日鉄エンジニアリング
着工:2019年12月1日
竣工:2021年2月5日

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