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NX総研/国内貨物輸送2年連続増加も伸びは鈍化

2022年04月01日/調査・統計

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NX総合研究所は3月31日、経済と貨物輸送の見通しである「2022年度の経済と貨物輸送の見通し(改訂)」を発表した。

<荷動きの実績(見込み)と見通しの『荷動き指数』(速報値)>
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このレポートは2022年3月22日時点の情報に基づいて作成されたもの。

それによると、貨物輸送では、国内貨物輸送の総輸送量は2021年度通期で3.2%増、2022年度は1.2%増になった。2021年度上期は4.6%の増加の後、下期は減速。2022年度は1.2%増と伸び鈍化も2年連続の増加になった。

その内容は、消費関連貨物には通期で2%台半ばのプラスが見込まれるが、コロナ前(2019年度)の水準には遠く及ばない。設備投資や鉱工業生産の堅調を受け、生産関連貨物には3%強の増加が期待できるが、2019年度の水準には届かず。

また、大規模土木工事の執行が期待できない中で、建設関連貨物は1%弱の減少に。全体では1.2%増と伸びは鈍化するものの、2年連続のプラスになった。なお、建設関連貨物を除いた一般貨物に限定すると2.8%増と堅調だった。

品類別輸送量(2022年度)では、消費関連貨物は、個人消費が若干加速する中で、2.5%増に。日用品、食料工業品、農水産品などにはプラスの荷動きが期待できるが、いずれも2019年度の水準を下回る見通しだ。

生産関連貨物は、設備投資が加速し鉱工業生産も堅調な中で、3.1%増と引き続き堅調な伸びを期待。前年度における部品類の供給不足などを背景に、生産・出荷の一部が先送りされたことも押上げ要因となる一方、素材類の価格高騰が輸送量を下押しする懸念もあるとしている。

建設関連貨物は0.8%減に。公共投資に小幅なプラスが予測されるものの、大規模土木工事の執行が期待できない中で、輸送量をプラスに押し上げるには至らない。建設業界における人手不足も懸念材料になっている。

国際貨物輸送の外貿コンテナ貨物では、輸出の2021年度は7.9%の増加、2022年度も3.5%増とプラスの見通しだ。2022年度については、世界経済が回復基調を維持し、2年連続のプラスに。反動増の一巡と海上輸送混乱・供給不足の長期化による下押しで、伸び率は前年度からの 低下が避けられず、としている。

輸入の2021年度は3.8%の増加、2022年度も3.7%増とプラスの見通し。2022年度については、個人消費がプラス基調を維持し、消費財は前年度に近い水準の伸びになるとしている。

国際航空貨物では、輸出の2021年度は 29.2%の増加、2022年度も 7.2%増とプラスの見通し。2022年度については、太平洋線と欧州線は、海運からのシフトが年内まで継続。アジア線も下期にかけて増勢が回復・拡大し、年度全体では全路線が5%超の増加となる見込みだ。

輸入の2021年度は 24.0%の増加、2022年度も5.6%増とプラスの見通し。2022年度については、個人消費の回復基調が継続し、消費財は前年度並みの増勢を維持。テレワーク関連の電気機器の荷動きは落ち着くも、EC・通販関連は引き続き拡大するとしている。

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