グッドマンは4月1日、ウクライナおよび周辺国で増大する人道的危機に対し、グッドマングループの慈善活動を担うグッドマン財団は、緊急救援要請への対応ならびに継続的な支援活動のため100万ユーロ(140万豪ドル)を拠出することを決定したと発表した。
グッドマングループのグレッグ・グッドマンCEOは「地球市民として、この紛争がウクライナの人々にもたらす人道的被害を深く懸念している。だからこそ、私たちはユニセフやブリュッセル大学病院(UZ Brussel)という確立された組織と協力し、最も助けを必要とする人々に目に見える支援を提供することにした」とコメント。
グッドマンが拠出する100万ユーロの支援金は2段階で構成される。まず初めにグッドマン財団よりユニセフのBlue Dot hubs設置の初期費用および運営費用として25万ユーロを寄付する。Blue Dot hubsは避難ルートに沿った戦略的な場所に配置される安全なシェルターで、戦闘区域から毎日のように避難してくる女性や子供たちを支援している。Blue Dot hubsでは救援物資、医療・心理的なケア、今後の避難に必要な物流・物資の提供、子どもたちのスペースや活動など、必要不可欠な支援サービスを提供している。
グッドマンでは社員、カスタマー、投資家パートナーにユニセフへの緊急支援募金への協力をお願いしており、Goodman – Ukraine Emergency (unicef.org.au)のリンクからユニセフへ直接寄付ができるよう設定している。このリンクから寄付された支援金はBlue Dot hubsの設置と運営費用に直接充当される。
また、現地での緊急救護活動を支援するため、グッドマンは慈善活動のパートナーであるUZブリュッセルと連携し12.5万ドル相当の医薬品と医療機器を数週間以内にウクライナの病院に提供する。さらに、UZブリュッセルが今後提供する医療支援をサポートするための費用として、追加で12.5万ユーロを寄付する。
そして、今回の人道的危機の影響は今後も継続すると思われる。今回の支援金の第2段階として、中期的な支援を目的とする50万ユーロを寄付する。グッドマン財団はウクライナの人々の現在と将来をサポートするため、目に見える形の持続可能な支援方法を今後も積極的に検討していくとしている。