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JR貨物/3月コンテナ貨物輸送量4.9%減

2022年04月13日/調査・統計

日本貨物鉄道(JR貨物)が4月13日に発表した3月の輸送実績は、コンテナが175万8000トン(前年同月比4.9%減)、車扱が74万8000トン(1.3%増)で、合計250万5000トン(3.1%減)となった。

コンテナは、新型コロナウイルス感染症に伴う需要低迷に加えて、福島県沖地震等の影響を受け、積合せ貨物、紙・パルプを除く全ての品目で前年を下回った。

自動車部品は、半導体不足および東南アジアからの部品調達困難により各社が生産調整を行った影響で減送となったほか、エコ関連物資は、建設発生土の輸送が 2021年7月に終了したため前年を下回った。農産品・青果物は、北海道地区の夏季干ばつによる作柄不良に伴い、玉葱を中心に低調に推移した。

一方、積合せ貨物は、2021年10月からのブロックトレイン運転開始等により前年を上回ったほか、紙・パルプは、前年に需要低迷に伴う生産調整および2021年2月の福島県沖地震による影響を受けた反動で、前年を上回った。

車扱は、前年に比べ気温が低く推移し灯油を中心に石油が増送となった。

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