ロボット開発ベンチャーのスマートロボティクスは4月21日、コンパクトサイズ（横46cm×縦65cm×高さ35cm）で最大150㎏の重量物を搬送できる自律走行型搬送ロボット「SR-AMR150」を発売したと発表した。
同ロボットは小型タイプのため、狭い通路でも人とすれ違って走行することが可能。本体のセンサーと3Dカメラが自己位置と障害物を検出して自律走行する。
本体のタッチパネルやパソコンの操作画面をワンクリックするだけで操作が可能。搬送ルートにガイドレールは不要で、障害物を自動で回避し、任意のポイントまで移動する。最高速度は1秒間に1.4m、1回の充電で最長8時間の走行が可能となっている。
ロボット専用の走行路が確保できない中小規模の工場や物流倉庫、医療機関、福祉施設などでの利用を想定しており、既存設備やロボットアームとの連携、荷台などのカスタマイズも可能。
