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NSユナイテッド海運/3月期の売上高41.5%増、営業利益約3倍増

2022年04月28日/決算

NSユナイテッド海運が4月28日に発表した2022年3月期決算によると、売上高1959億4100万円(前年同期比41.5%増)、営業利益267億1100万円(296.5%増)、経常利益266億600万円(380.9%増)、親会社に帰属する当期利益235億8200万円(284.6%増)となった。

外航海運事業において、ドライバルクは、経済回復に伴う世界的な荷動き増加、限定的な新造船竣工量に加え、感染症拡大に起因する滞船と船員交代難航による船腹の不稼働が増加したことから、ドライバルク市況は10月にはBDI(バルチック・ドライ・インデックス)が5600を超え、約13年ぶりの高水準を記録した。

パナマックス型以下の中小型撒積船市況は、中国が豪州との政治的対立を背景に石炭調達先をシフトしたことに伴う輸送トンマイルの増加や、堅調な中国向け穀物輸送需要等が市況の押上げ要因となり、当期を通して高水準で推移した。

次期は、売上高1900億円(3.0%減)、営業利益210億円(21.4%減)、経常利益200億円(24.8%減)、親会社に帰属する当期利益178億円(24.5%減)を見込んでいる。

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