福岡運輸ホールディングスは5月9日、大阪府茨木市に冷凍冷蔵倉庫「大阪茨木配送センター」を竣工したと発表した。
大阪茨木配送センターは、自社冷凍冷蔵倉庫としては、グループ最大規模で、関西では兵庫県鳴尾浜、尼崎、西宮についで、4か所目の冷蔵庫となる。
大阪茨木配送センターは、初めてCO2冷凍機を採用し、倉庫屋上全面に太陽光パネルを設置した環境に配慮した冷蔵庫になっている。
また、外気流入を防ぐため、自社開発した接車バースを取り付けることによって、温度管理を徹底し、今まで以上の質の高い物流サービスを提供する。
関西では、湾岸エリアを中心に拠点整備を行ってきたが、今回初めての内陸型のTCとDCの機能を持った冷凍冷蔵倉庫を建設したもの。新名神高速道路の茨木手堤寺ICより、約2㎞の距離でアクセスが非常に優れた立地になっている。
なお、大阪茨木配送センターの開設に伴い、南港物流センターを閉鎖する。
■概要
名称:福岡運輸 大阪茨木配送センター
所在地:大阪府茨木市彩都はなだ2-1-3
敷地面積:2万4340m2
延床面積:1万4280m2
F庫:6550t
FC庫:9901t
C庫:1万6068t
構造:鉄骨造3階建
温度帯:-25℃~+5℃
バース数:32