上組が5月13日に発表した2022年3月期決算によると、売上高2616億8100万円(前年同期比9.3%増)、営業利益285億2400万円(16.7%増)、経常利益308億7500万円(17.9%増)、親会社に帰属する当期利益208億6100万円(16.3%増)となった。
物流事業の売上高は前連結会計年度に比べて11.0%増収の2323億6000万円、営業利益は18.6%増益の248億4100万円となった。
港湾運送、倉庫、国内運送において、新倉庫の稼働開始に伴う保管貨物の増加やコンテナ、穀物、青果物、自動車及び自動車関連部品の取扱いが増加となった。工場荷役請負においては、工場の操業度が回復したことに伴い取扱いが増加となった。また、国際運送においても、海外発電設備等プロジェクト貨物の海上輸送などが堅調となった。
次期は、売上高2700億円(3.2%増)、営業利益295億円(3.4%増)、経常利益320億円(3.6%増)、親会社に帰属する当期利益220億円(5.5%増)を見込んでいる。
三菱倉庫 決算/4~6月の売上高4.2%増、営業利益16.9%減