三菱倉庫は5月17日、ラピュタロボティクスと資本業務提携を締結し、同社が実施した第三者割当増資の一部を引き受ける形で出資を実行したと発表した。
ラピュタロボティクスは、「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げ、群制御技術とAI技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォームの開発やロボティクスソリューションの開発・導入・運用支援を行っている。
三菱倉庫は、4月に発表した経営計画[2022-2024]で、先端技術の活用による高付加価値サービスの開発を基本方針のひとつに位置づけ、ロボティクス等省人化テクノロジーと人のコラボレーションによる高効率運営を目指している。
また、ESG経営/SDGs対応に向けた取組みの重要テーマとして「先端技術・イノベーション」と「パートナーシップ」を掲げており、これらの目標の達成に向けた取組みを加速させるため、ラピュタロボティクスとの提携に至った。
今後は、ラピュタロボティクスとともにロボティクスソリューションに関するさまざまな実証実験に向け、協業を進めていくとしている。
■ラピュタロボティクス概要
所在地:東京都江東区平野4-10-5
設立:2014年
事業概要:ロボットソリューション開発と運用を加速させる、クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の提供と当該プラットフォームを活用したソリューションの提供