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センコーGHD/「第23回物流環境大賞」の特別賞3件を受賞

2022年06月29日/3PL・物流企業

センコーグループホールディングスは6月29日、センコー、ランテック、埼玉南センコーロジが、日本物流団体連合会から 「第23回物流環境大賞」の特別賞3件を受賞したと発表した。

今回、センコー、センコーと埼玉南センコーの共同、ランテックが行った計3件の取り組みが表彰された。

<左から、センコー 河合 利広 取締役常務執行役員、日本物流団体連合会 池田 潤一郎会長、不二製油 青木 由芽子氏>
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センコーによる受賞は「物流拠点の移転による、トラック走行距離短縮/中継輸送導入によるドライバー労働時間削減」。従来、不二製油の千葉工場から関東一円(埼玉、茨城、栃木、群馬など)への配送において、工場近接倉庫での一時保管や他の倉庫へ移送していたが、埼玉県のセンコー倉庫へ移転することにより、トラック走行距離を短縮することでCO2削減を実現した。また、大阪府から関東向けの輸送をトレーラーによる中継輸送に切り替え、CO2削減およびドライバーの負担軽減を実現できたことが評価された。

<左から、埼玉南センコーロジ 坂口 宏司 社長、池田会長、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 辻 慶智氏、センコー 河合 利広 取締役常務執行役員>
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センコーと埼玉南センコーの共同受賞は、「東西拠点間幹線の鉄道利用によるモーダルシフト」。センコー、埼玉南センコーがパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの埼玉県から大阪府への雑貨輸送について、トラックから鉄道輸送へ転換し、CO2削減およびドライバーの負担軽減を達成したことが評価された。

<写真左から、池田会長、ランテック 加藤田 秀之 常務取締役>
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ランテックの受賞は、「車両大型化と鉄道コンテナへのモーダルシフト」。ランテックは小口混載便(冷凍冷蔵用食品)の輸送について、宮城県から兵庫県へはトラック輸送から鉄道輸送へ転換、さらに福岡県から広島県、福岡県から兵庫県へは13.5t冷凍車から20tトレーラーへと車両を大型化し、2つの輸送ルートを統合することで、CO2削減とドライバーの負担軽減を実現したことが評価された。

なお、同大賞は、2000年6月に創設され、優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開発などで、物流業界の発展に貢献された企業などを表彰する制度。

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