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佐川急便、JAL、JR貨物/環境配慮輸送でスポーツ大会をサポート

2022年07月06日/3PL・物流企業

滋賀県守山市が共催する「平和とサステナブル」をテーマにしたトライアスロ
ン大会「LAKE BIWA TRIATHLON IN MORIYAMA THE 2nd ANNUAL」において、同市と佐川急便、日本航空(JAL)、日本貨物鉄道(JR貨物)は7月6日、CO2排出を約9割抑制する輸送方法により、出場選手の自転車等のトライアル輸送を実施すると発表した。

<環境に配慮した輸送でスポーツイベントをサポート>
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今回のトライアル輸送では、サステナブルツーリズムの観点から、トライアスロン大会へ参加する一部選手の自転車等の手荷物について、鉄道コンテナを活用した輸送を実施。鉄道コンテナを利用することで長距離輸送に伴い発生するCO2排出量を抑制し、グリーンな大会運営に貢献する。

<実施イメージ>
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具体的には、佐川急便営業所と東京貨物ターミナル駅間での輸送にEVトラックを使用することでCO2排出量を実質ゼロに。また、CO2の排出量が最も少ない鉄道コンテナ輸送を行うとともに、鉄道輸送に伴うCO2については、JR貨物では初めてJ-クレジットを利用(同トライアル輸送においては滋賀県の森林由来のクレジットを利用)することによりオフセットを行う。

さらに、自転車を梱包するボックスは繰り返し利用が可能なJAL所有の自転車輸送専用コンテナ「SBCON(自転車輸送専用コンテナ)」を利用し、梱包資材から発生する廃棄物削減を行う。

主な想定効果は、輸送中のCO2排出量は約45.04kg-CO2(トラック輸送と比べて約91.4%削減)、SBCON使用による段ボールの梱包資材の削減量約23~28m2(畳15畳分)としている。実施期間は往路が2022年6月26日~7月1日、復路が2022年7月3日~7月9日。

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