日本梱包運輸倉庫は9月8日、岩手県北上市の北上営業所で第二倉庫の竣工式を同日に行ったと発表した。
第二倉庫は既存倉庫の東側に位置し、延床面積は1万5180m2。貨物用エレベーター、垂直搬送機、低床/掘込型でドックレベラーを備えたコンテナピット、トラックピットを採用している。
構造上の特徴としては、降雨・降雪時等の荷役に備え、倉庫南側はキャンティレバー方式とし、西側には長大な16mの庇を設置した。また、積雪地であることを考慮し、庇等の先端には柱を設置してより安全性を高めている。
北上営業所は東北自動車道「北上・金ケ崎IC」から1.8kmとアクセスが良好で、岩手県内にくわえて東北各地を広くカバーできる利便性の高いロケーション。第二倉庫の竣工で、今後さらに業容を拡大するとともに、東北地方のネットワークの強化と拡充を図り、多様化・高度化する物流ニーズに応えるとしている。
■北上営業所 第二倉庫 概要
所在地:岩手県北上市相去町山根梨の木43-155
敷地面積:3万8699.93m2
構造規模:鉄骨造 2階建て
延床面積:1万5180m2
天井有効高:最大6.6m
主要設備:貨物用エレベーター、垂直搬送機、コンテナピット