商船三井は9月26日、夏休み特別イベントとして、オンライン職業体験イベント「海運業編 〜海を舞台にサステナブルな未来を創る〜」を8月9日に開催、国内外から約160名の小中学生とその家族が参加したと発表した。
<イベント当日の様子>
昨年8月と今年4月に続き、3回目の開催となる同イベントでは、前回と同様、商船三井小中学生アンバサダーである萩原兄弟と一緒に、帆を搭載した船で風の力を用いるウインドチャレンジャーや次世代クリーン燃料船など、環境にやさしい船の技術や仕組について、クイズを交えながら説明した。
同社からは、技術革新本部 技術部ゼロエミッション技術革新チームのメンバーが参加。ウインドチャレンジャーの特徴や開発秘話、次世代クリーン燃料に取り組む意味などについて紹介した。
参加者からは、「船はどうして浮くのか」など船そのものに対する質問をはじめ、「帆を載せることでスピードは遅くならないのか」、「電気で動く船はないか」など船の技術に関する質問や、「二酸化炭素を出さない燃料は何がありますか」など環境対応に関する質問が多く出た。
またアンケートでは、「普段気にかけていなかった船のことがよくわかった」、「海運業でもいろいろな工夫をして、地球の未来を守っていることがわかった」などの感想が寄せられた。
<参加特典として資料とともに配布されたグッズ>
商船三井は今後も、未来の担い手となる子どもたちに、24時間365日物流を支え続ける海運という仕事や、環境課題の解決を目指すための様々な技術、そして持続可能な未来の実現に向けた同社の取り組みを伝え、青い海から豊かな未来をひらくための活動を続けていくとしている。
国交省/5月の鉄道貨物数量0.3%増、貨物トンキロ5.8%増