丸紅ベンチャーズは10月24日、国際物流プラットフォーム「Giho」を運営するWillboxが実施したシリーズAラウンドの資金調達で追加出資を実施したと発表した。
丸紅ベンチャーズは、Willboxが2021年5月に実施した前回のプレシリーズAラウンドで、リード投資家として出資している。
2019年に設立されたWillboxは、多くのステークホルダーが関わる国際物流において、最適なサプライチェーンを再定義することで「早い・安い・明瞭な」物流サービスを実現できる国際物流のデジタルプラットフォーム「Giho」を運営している。
前回のプレシリーズAラウンドで調達した資金をもとに事業を加速させ、Gihoの利用者である荷主企業は85社まで増加し、物流事業者の登録は160社を突破。また、国際物流業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進め、荷主企業の物流コストの削減、物流事業者の業務効率化に寄与してきた。
今回のシリーズAラウンドでは、さらなる事業成長を目的に総額約7億円を調達。既存投資家のSMBCベンチャーキャピタルがリード投資家となり、同じく既存投資家の三菱UFJキャピタルと丸紅ベンチャーズ、ANOBAKAに加え、 新規投資家として米Salesforce Ventures、台湾のGolden Asia Fund III、みずほキャピタルが参加した。
Willboxは、調達した資金を元に顧客基盤の拡大に向けたサービス開発を加速するとともに、国内拠点の充実と台湾での事業立ち上げを進める予定。
■Willboxについて
本社所在地:神奈川県横浜市
設立日:2019年11月19日
外部株主:ANOBAKA、丸紅ベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、Salesforce Ventures、Golden Asia Fund III、みずほキャピタルほか