ヤマト運輸、JR西日本中国統括本部岡山支社、総社商工会議所およびジェイアールサービスネット岡山は10月26日、伯備線普通列車を活用した定期的なパンの輸送サービスを11月2日から実施、販売すると発表した。
＜定期的なパンの輸送サービス開始＞
4者は、地域共生および地域産業の振興の取り組みとして、パンの製造出荷額が岡山県下第1位の総社市から1世帯あたりのパンの消費量全国1位（総務省統計2018年～2020年平均）の岡山市まで、伯備線普通列車にてパンを輸送し岡山駅構内店舗にて販売を行う荷物輸送サービスの実証実験を、今年2月から実施してきた。
目的は、1.総社エリアのパンの認知および販路拡大、2.列車の空きスペースの活用と地域共生の取り組みの推進、3.運送事業者と連携したモーダルシフトの推進による環境にやさしい物流の実現。
総社商工会議所（「パンわーるど総社」参加店舗）、ヤマト運輸およびジェイアールサービスネット岡山が連携し、総社市内で製造されたパンを伯備線普通列車で輸送後、岡山駅新幹線改札横「おみやげ街道せとうちCUBE」で販売する。
対象列車は総社駅（午前11時24分発）から岡山駅（午前11時56分着）。岡山駅到着後、配送および陳列を行い、12時10分頃から販売する。実施日は2022年11月2日以降、祝日を除く毎月第1・3水曜日。※列車の運行状況により、変更する場合がある。
