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大和物流/さいたま市岩槻区で2.1万m2の物流施設を竣工

2022年11月02日/物流施設

大和物流は11月2日、さいたま市岩槻区で物流施設「岩槻物流センター」を竣工し、同1日から稼働を開始したと発表した。

<岩槻物流センター>
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同センターは、首都圏全域への輸配送に適した内陸部に立地。東北自動車道「岩槻IC」から6.8kmに位置し、圏央道や外環道によって東京23区内や横浜市、千葉市まで1.5時間以内でアクセスが可能なほか、東北自動車道を利用することで茨城県水戸市や栃木県宇都宮市、群馬県前橋市へも2時間以内でアクセスでき、北関東エリアを広範囲にカバーすることもできる。

倉庫は高床式で、カゴ台車などの荷役作業を効率的に行うことが可能。トラックバースには貨物用エレベーターを設置してあり、荷物を直接上階へ搬送できる。また、1フロアあたり4900m2の床面積を生かして商材や業態に合わせた流通加工が可能で、商品の値札付けや袋入れ、個人宅向けの出荷手配などECやBtoCにも対応した物流サービスも提供する。

同センターでは、主に建築資材や電子部品、日用品や衣料品を取り扱う計画。今後は、近隣拠点と連携したエリア共同配送サービスを中心に、首都圏内陸部をカバーする消費地近郊型センターの立地を生かした効率的な物流ソリューションを展開し、幅広い業種、業態の物流に対応していくとしている。

■大和物流「岩槻物流センター」概要
所在地:さいたま市岩槻区古ケ場2-6-13
敷地面積:1万590.61m2
延床面積:2万1130.64m2
構造・規模:鉄骨造 地上5階建て(2階は事務所のみ)
床荷重:1階2.0t/m2、3~5階1.5t/m2
梁下有効高:1階6.5m、3~5階5.5m
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.6t×1基、4.6t×1基)、垂直搬送機2基(1.5t)
環境対応:全館LED照明導入、ソーラーパネル敷設(年間予定発電量66万3714kWh、2023年1月頃稼働予定)
アクセス:東北自動車道「岩槻IC」6.8km
最寄り駅:JR東北本線「蓮田駅」4.4km、東武野田線「東岩槻駅」2.4km
着工:2021年8月17日
竣工:2022年10月31日
稼働:2022年11月1日
施主・運営:大和物流
設計・施工:大和ハウス工業

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