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東京建物/1.5万m2のBTS型冷凍自動倉庫が埼玉県児玉郡に竣工

2022年11月02日/物流施設

東京建物は11月2日、同社初のBTS型物流施設、かつ国内最大級の冷凍自動倉庫である「T-LOGI本庄児玉」を埼玉県児玉郡に竣工したと発表した。

<「T-LOGI本庄児玉」外観>
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<位置図>
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同施設の延床面積は約1万5612m2、関越自動車道「本庄児玉IC」から約3.3kmに位置し、都心部と郊外の生産拠点の両方にアクセスしやすい立地にある。

同月1日以降、吉見グループ専用の冷凍自動倉庫として稼働しており、同施設は製品を自動搬送できるラックシステムを全面に設置。約2万8000パレット超を格納でき、冷凍仕様の自動倉庫としては国内最大級規模となる。

<倉庫内:荷物を自動で運ぶレール>
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<倉庫内:荷物を保管するための自動ラック>
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同施設には、自動化による省人化およびそれぞれの顧客の物流課題に対応するため、最先端の技術を導入。屋上には、他の「T-LOGI」シリーズと同様、太陽光パネルを設置し、発電した再生可能エネルギーを施設内で自家消費する仕組みだけでなく、高効率の自然冷媒冷凍機を導入することで、環境にも配慮している。

同社は、消費者の生活形式の変化に伴う食品系ECの伸長、老朽化施設の刷新、物流効率化に向けてのコールドチェーンネットワークの再構築等により、これまで賃貸倉庫として開発の少なかった冷凍・冷蔵倉庫の更なる需要増加に対応するべく、日本最古の総合不動産デベロッパーとして培ってきたノウハウを駆使し、今後も冷凍・冷蔵機能を有する先進的物流施設を積極的に開発していくとしている。

■物件概要
施設名:「T-LOGI本庄児玉」
竣工:2022年10月31日
所在地:埼玉県児玉郡上里町嘉美字立野南1353-1、1530-2、1530-3
交通:関越自動車道「本庄児玉」IC 約3.3km
敷地面積:約2万5452m2(約7699坪)
延床面積:約1万5612m2(約4772坪)
規模:地上2階(建築基準法上)
設計・施工:関東建設工業
構造:鉄骨造
耐震区分:新耐震

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