佐川急便は11月4日、福岡県大川市と市民サービスの向上並びに地域の活性化を図るため「地域活性化包括連携協定」を締結し、11月2日、大川市役所において締結式を行ったと発表した。
<左から大川市の倉重 良一 市長、佐川急便九州支店の福元 俊朗支店長>
協定の締結を契機に、佐川急便は双方のリソースやノウハウを有効に活用し、協働することで多様なサービスの創出、持続可能な暮らしやすいまちづくりと地域活性化を目指し、社会的課題の解決・改善に取り組んでいくとしている。
主な協定内容は、1.地域防災への協力に関すること、2.地域の安全・安心に関すること、3.交通安全に関すること、4.環境保全の推進に関すること、子ども・青少年の育成に関すること、6.SDGs及び地方創生などに関すること。
なお、佐川急便は社会インフラの一つである物流を担う企業として、保有するリソースやノウハウを活用し、地域経済の活性化や、持続可能な社会の実現に向けた活動を積極的に取り組んでいる。その一環として、官民一体となって地域課題に取り組む「SAGAWAタウンサポート」を全国の自治体へ展開している。
SAGAWAタウンサポートとして、観光やビジネス客の利便性を目的とした「手ぶら観光」や、交通インフラの維持・物流の効率化・環境負荷低減に効果が見込まれる「貨客混載事業」等を促進している。また、子どもや高齢者の見守り活動や災害時における物資の輸送支援等、地域の安全・安心に資する活動も行っている。
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