大和ハウス工業は11月14日、2022年11月15日、大阪府東大阪市でマルチテナント型物流施設「DPL東大阪」を同15日に着工すると発表した。
「DPL東大阪」は、敷地面積7940.72m2、地上6階建て延床面積2万3577m2の、2社のテナント企業が入居可能なマルチテナント型物流施設として開発する。
大阪市内向けの「ラストワンマイル」物流に適した北・中河内地域に所在、阪神高速道路13号東大阪線「中野出入口」から600m、近畿道にも近接しており、大阪市内に加えて周辺都市へのアクセス性も高く、近畿全域の輸送拠点としても機能する。
東大阪市は、大阪府の中でも大阪市や堺市に次いで人口が多く、また、同施設は近鉄けいはんな線「荒本駅」まで徒歩15分(約1.2km)、2029年には大阪モノレールの延伸に伴い「(仮称)荒本駅」が新設される予定のため、テナント企業の雇用確保にも優位性を備えた立地となっている。
近畿圏では、EC関連の物流量増加を背景にマルチテナント型物流施設の需要が堅調に推移している。また、大阪府内では、従来は南港や天保山などの湾岸地域で物流施設開発が進んでいたが、近年は拠点の分散化や都心への交通利便性の高さから内陸部の物流施設への需要が高まっており、DPL東大阪はこうした状況を踏まえて開発が決定したもの。
■「DPL東大阪」概要
所在地:大阪府東大阪市菱江3-15-60
交通:阪神高速道路13号線東大阪線「中野出入口」から600m
敷地面積:7940.72m2(2402.06坪)
建築面積:5314.45m2(1607.62坪)
延床面積:2万3576.85m2(7131.99坪)
構造・規模:鉄骨造 6階建て
建築主:大和ハウス工業
設計:淺沼組
施工:淺沼組
着工:2022年11月15日
竣工予定:2023年12月31日(予定)
入居開始 :2024年1月8日(予定)