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T2/自動運転トラックによる幹線輸送サービス提供目指し、始動

2022年11月15日/IT・機器

レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービスの提供を目指し11月15日、T2が始動したと発表した。

<「T2」が始動>
20221115t2 - T2/自動運転トラックによる幹線輸送サービス提供目指し、始動

T2は、Preferred Networks(PFN)の技術提供を受け、三井物産により8月30日に設立された。これまで、三井物産のもつ事業構想力をもとに、PFNのもつ深層学習などのAI技術を活用し、実証実験を実施してきたが、今後は両社による支援を継続し、T2に技術力やノウハウを集約する。

近年、2024年問題によるドライバー不足の深刻化が予想され、また今年は特定条件下での完全自動運転である「レベル4自動運転」の公道走行許可の制度を盛り込んだ道路交通法の改正案が交付される等、自動運転に関する議論も活発化している。こうしたなかT2は、自動運転技術を活用した幹線輸送サービス事業に挑戦し、日本の物流の未来を支えることを目指す。

初期のサービス区間は東京―大阪間を想定しており、政府のロードマップも参考にしながら、現在事業開発を推進。今後はトラックを用いた公道実証も予定している。

■T2概要
会社名:T2
資本金:25億円
出資比率:三井物産80%、PFN 20%
所在地:千葉県市川市
設立日:2022年8月30日
事業内容:自動運転システムの開発、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業・幹線輸送に付随した関連サービス事業・その他関連サービス事業
https://t2.auto

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