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センコーGHD/「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」で3部門

2022年12月07日/3PL・物流企業

センコーグループホールディングスは12月7日、センコーとランテックが、日本物流団体連合会から「令和4年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受けたと発表した。

<右から、センコー ロジスティクス営業本部 千葉 正慶リテール物流営業部長、物流連の池田 潤一郎会長>
20221207senko1 - センコーGHD/「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」で3部門

<右から、ランテック 生産管理本部 甲斐田 一男部長、物流連の池田 潤一郎会長>
20221207senko2 - センコーGHD/「モーダルシフト取り組み優良事業者賞」で3部門

受賞内容は、「改善部門」1件、「有効活用部門」2件、計3件。12月6日に海運クラブで表彰式が行われた。

「改善部門」では、センコーが、2021年度の全拠点間の幹線区間における輸送量について、鉄道・海運を利用したモーダルシフト輸送比率が表彰基準である40%超を達成した。さらに、2020年度のモーダルシフト輸送比率74.9%を、2021年度は76.1%に上げ、モーダルシフトを一層推進させた。

「有効活用部門」の1件目は、ランテックが、宮城県から兵庫県への冷凍混載便の輸送について、小口混載によるトラック輸送から31フィートコンテナを使用した鉄道輸送へ転換し、CO2削減に貢献した。鉄道輸送に切り替える際、各荷主への出荷時間前倒し交渉や、現場作業を工夫して積込時間を短縮することで、出荷量を変えることなく、モーダルシフトを実現した。

2件目は、センコーが、埼玉県から大阪府への日用品在庫移送について、トラック輸送から31フィートコンテナを利用した鉄道輸送に転換した。鉄道輸送に切り替える際、列車発着時間に合わせて各関係先と積込・荷卸し時間を調整。また、輸送荷物がバラ積みバラ卸であること、コンテナ積載重量(8トン)とトラック積載重量(13トン)が異なることから、日々、配車工夫や物量調整といった効率化を行うことで、安定的な輸送を実現した。

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