ウェザーニューズは12月13日、同社が提供するアプリ「ウェザーニュース」で、目的地までの天気による運転リスクを確認できる「ドライブリスク予報」をアップデートし、新たに路面の凍結や積雪、吹雪や地吹雪による視界不良といった雪道の運転リスクに関する項目に対応したと発表した。
「ドライブリスク予報」は、出発地と目的地、出発時刻を設定すると、目的地までのルート上の天気による運転リスクを確認できる機能。
今回のアップデートでは、雪道の運転で気を付けたい路面の「積雪」と「凍結」が運転ルートに沿ってひと目でわかるようになった。また“ホワイトアウト”など、事故に繋がるおそれのある吹雪や地吹雪による視界不良の危険度を「危険」「警戒」「注意」「リスク低」の4ランクで確認できる。
予報には、同社独自の路面予測のデータを用いている。路面予測では、積雪予測データを元に、雨や昇温による雪どけ、気温低下による再凍結などの影響を考慮して路面の状態を1km四方で予測する。
さらに、吹雪や地吹雪による運転への影響は、ウェザーニュースアプリのユーザーを対象に行なった「降雪時のドライブリスク調査」の結果を元に、危険度を算出。いずれも1km四方で運転ルート上をピンポイントで予測しており、データは1時間間隔で更新されて常に最新の予報が表示されるようになっている。
「ドライブリスク予報」は無料で誰でも使うことができる。運転ルート上の天気によるリスクを事前に知っておくことで、冬用タイヤやチェーンなどの準備、運転への心構えに役立ち、2日先まで出発時刻を指定して検索することも可能。同社は「冬の安全運転対策に役立ててほしい」としている。