日本気象協会は12月26日、物流向けに提供している道路ごとの輸送影響リスク判断支援サービス「GoStop(ゴーストップ)マネジメントシステム」のスマートフォン専用サイトを開設し、同日から運用を開始したと発表した。
従来、同サービスでは長期間続く大雨や大雪に対して、トラックドライバーの出発前に荷主企業と物流企業が協力して事前の対策を行えるよう、オフィス内での利用を想定して情報提供を行ってきた。
今回、サービスを運用していく中で、利用者から「オフィス外でもスマートフォンで各情報を閲覧したい」「休憩中やこれから出発するドライバーに行き先までのルート上にてどのようなリスクがあるのか直接見てもらいたい」「出発しているドライバー自身にルート上のリスクを事前に把握してもらいたい」という声を踏まえ、新たにスマートフォン専用サイトを開設することとなった。
「GoStopマネジメントシステム」は、利用する地点の天気予報のほか、物流に影響を与える道路への影響予測の情報を日本気象協会の気象コンサルタントから利用者へ提供。高速道路のICや区間ごとに5つの気象要素(雨、風、雪、吹雪、越波)による輸送影響リスクを1時間単位で提供している。